
一度聞いたら忘れることの出来ない“未来”の音を生み出した音響デザイナー・大野松雄の軌跡を描いたドキュメンタリー。そのひらめきは周囲をうならせ、ときに困惑させ、手塚治虫とやりあうこともしばしば。「おもしろければなんでもやってしまう」という彼自身の言葉の通り、勅使河原宏や松本俊夫といった映画作家たちの音づくりや、つくばEXPO’85などのパビリオンの空間音響システムデザイナーを務めるほか、自らドキュメンタリー映画を制作するなどその活動は多岐に渡る。しかし彼は、東京での活動の最中、突如姿を消してしまったのだ―――。アニメ「ルパン三世」「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」のフッテージやレイ・ハラカミ、Open Reel Ensembleの演奏などを交えながら、大野の偉業と後世に与えた影響を紐解き、その波乱の人生を追うのは『乱暴と待機』『パンドラの匣』、菊地成孔や相対性理論などのPVを手掛けた冨永昌敬監督。
【スタッフ】
監督:冨永昌敬
上映時間:82分 / 製作:2010年(日本) / 配給:東風
提供:シネグリーオ
品番:GRGR-003
図書館向け本体価格 20,000円 (税別) |
館内上映 | 個人館内貸出 | 個人館外貸出 |
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