映画上映会に必要な基本的な“上映機材”について

みなさんこんにちは、BBB映画上映会チームです。
今回は上映会を実施する上で最低限の機材について、お話させて頂きます。
是非参考にして頂けると嬉しいです。

 

①再生機(DVDプレーヤー)

再生機に関しては、映像が正常に表示されるものが必要です。
映画の再生中に途切れることは避けたいので、最初から最後までスムーズに再生されるか確認してください。

上映会用のDVDBlu-rayは、新品のものと他の場所で使用されたものが混在している場合がありますので、互換性と再生チェックは主催者自身が行う必要があります。

 上映をプロの業者に依頼する場合、2台の再生機で同時に再生する場合もございます。
最初に1台目をスタートさせ、数秒後に2台目をスタートさせることで、1台目に問題が発生しても2台目で対応できます。
そのくらい頻繁にDVDが途中で止まることもありますので、十分ご注意ください。

 

②プロジェクター(映像を投影する機器)

プロジェクターで映像を投影する場合、環境の明るさがとても重要な要素となります。

明るい時間帯や街頭などで環境が明るい場所では映像が見えにくくなります。注意が必要です。

また、周囲の明るさ、スクリーンサイズ、投影距離に応じてプロジェクターの機能を選ぶ必要があります。

一般的な小規模会場(50名程度)では25003000ルーメン程度のプロジェクターがよく使われます。大規模な会場(200名程度)では12000ルーメンや20000ルーメンなどの高性能なプロジェクターが使用されることもあります。

ただ、ルーメン数が高ければ高いほど専門的な知識が必要となりますので、大規模な会場や屋外の上映をご希望される場合は、やはり専門業者にご相談されることをおすすめします。

 

③スクリーン(映像を映し出すもの)

スクリーンは、壁に布を引っかける方法から本格的なスクリーンの設置まで様々な方法があります。予算と環境に応じて適切な方法を検討しましょう。
視聴人数に合わせたスクリーンの大きさの調整が必要です。
注意点として、風の影響やスクリーンの向きについて留意する必要があります。
風がある場合はスクリーンが揺れる可能性があり、微妙な風でも問題となることがあります。
また、見落としがちな問題点として、スクリーンの向きは上映権利と関連しております。
誰でも自由に見える向きに設置することは基本的にできません。
許諾を得た人数以上に映像を見せることはできませんので、十分ご注意ください。

 

④音響設備

上映をするホールの環境にもよりますが、基本的に必要な音響設備としては
スピーカー、ミキサー、アンプなどがございます。

ただ最近のプロジェクターは多くの場合、機器本体から音を出すことができますので、その場合最低限の機材としてはスピーカーが必要です。

注意点として2つあります。
まず、Bluetoothスピーカーを使用する場合、稀に映像と音声のずれが生じることがありますので、事前に注意が必要です。

また、近隣への配慮も重要です。都市部などでは事前に音量の確認や騒音測定を行い、近隣に迷惑をかけないよう配慮することが推奨されています。イベントの成功には近隣への配慮も含まれるため、注意が必要です。

 

 以上いかがでしたでしょうか。
小規模の映画上映会ですと、主催者様が自分たちでプロジェクターに投影をし上映することが増えました。
安くて性能のよいものがどんどん出ているため、良い時代です。
ただ、やはり大規模の上映会ですとまだまだプロのお力を借りないと難しいようです。
せっかくの楽しい映画上映会です。
無理をせず、安全に楽しい映画上映会を是非実現させてください。

上映会、自主上映会に関する
作品や機材についても是非、お気軽にご相談ください。

BBB
上映会チーム

 

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