キセキの葉書

キセキの葉書

阪神淡路大震災の半年後から、ドラマは始まる。兵庫県・西宮にある巨大団地に住む、原田美幸(38歳)とその家族。夫・和成(40歳・大学助教授)、長男・勇希(7歳)、そして、長女・望美(5歳)は脳性麻痺を持つ重度の障害児。美幸は介護と子育てに追われる生活に困難を感じ、20年も会っていない実家・大分の母、門倉喜子(65歳)に手助けを依頼する。しかし、きつい言葉で自分の生き方を厳しく断じられ、美幸は二度と母親には頼まないと決意する。美幸は心の調子を崩し、見た目は元気だが不眠と摂食障害に悩む「仮面鬱」を患う。 ある時、娘の病気のせいで自分は不幸になったと考えていた自分の無思慮さに気付き、もう一度〝自分らしく生きよう〟と、昔からの夢であった児童文学作家への道を探り始める。

鈴木紗理奈が主人公・美幸を熱演し、マドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞

 

【スタッフ】
監督:ジャッキー・ウー
脚本:仁瀬由深
原作:脇谷みどり

【出演】
鈴木紗理奈、申芳夫、八日市屋天満、福富慶士郎

上映時間:90分 / 製作:2017年/日本 
配給:ミューズ・プランニング 
新日本映画社

(C)2017「キセキの葉書」製作委員会

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