帰れない事情を抱える少女・更紗と、彼女を家に招き入れた孤独な大学生・文。居場所を見つけた幸せを噛みしめたその夏の終わり、文は「誘拐犯」、更紗は「被害女児」となった。15年後、偶然の再会を果たしたふたり。それぞれの隣には現在の恋人、亮と谷がいた。
『悪人』や『怒り』で善悪や信じることの困難を問いかけた監督・李相日が、待望の新作として凪良ゆうのガラスのように繊細な物語を選んだ。広瀬すずが更紗役、松坂桃李が文役として出演し、横浜流星や多部未華子も新たな役柄に挑む。
【スタッフ】
監督:李相日
【キャスト】
広瀬すず、松坂桃李
2022年/150分/日本
配給:新日本映画社
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