ある朝、ムーミントロールが目を覚ますと、空や川、木や地面、そしてムーミンハウスまで、ムーミン谷の全てが灰色になっていました。ジャコウネズミさんによると、それは地球に迫る恐ろしい彗星の前触れだというのです。ムーミントロールとスニフは不安に怯え、ムーミンパパとムーミンママは彗星について調べるため天文台へ行くことにしました。ムーミントロールとスニフはムーミンパパが作ったいかだで出発し、途中でテントを張っていたスナフキンと出会い、旅の仲間となりました。彼らはガーネットの谷の化け物を倒し、荒れ狂う地下の川を下り、岩を登って天文台に到着しました。天文学者の予測では、恐ろしい彗星はあと4日4時間4分44秒後に接近するとされています。ムーミントロールたちは家に帰ればパパとママが何とかしてくれると信じ、日曜日までに無事にムーミン谷に戻るため急ぎます。途中では予測できない奇妙な生き物や危険が待ち受けていますが、新たな旅の仲間であるスノークのおじょうさんと兄のスノークも加わりました。果たして彗星が到着する前に、ムーミントロールと仲間たちは安全にムーミン谷に戻ることができるのでしょうか。

‘<スタッフ>
製作：トム・カーペラン
監督・編集：マリア・リンドバーグ
原作：トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の彗星」（講談社刊）
脚本：ヨエル・バックストロム、リヴォ・バリック、ミンナ・カルヴォネン、アンドレ・ラーソン
主題歌：ビョーク
歌詞：Sjón

‘<キャスト>
アレクサンダー・スカルスガルド：ムーミントロール役（高山みなみ）
キャスリーン・フィー：ムーミンママ／お店のおばあさん役（谷育子）
ステラン・スカルスガルド：ムーミンパパ／へムレン役（大塚明夫）
マッツ・ミケルセン：スニフ役（中尾隆聖）
ピーター・ストーメア：スナフキン役（子安武人）
マックス・フォン・シドー：ナレーター（白鳥英美子）

上映時間：75分 / 製作：2010年（フィンランド＝ポーランド＝オーストリア） /
配給：チャイルド・フィルム＝kinologue 
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