中東の貧困地域で生まれた12歳のゼインは、両親を相手に法廷闘争を起こす。彼は自らが存在しないという法的な状況に苦しんでおり、「僕を産んだ罪」と告白する。彼は学校にも行かず、家族とともに劣悪な労働に従事していた。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、さらに過酷な“現実”だった。果たしてゼインの未来は―。
【スタッフ】
監督:ナディーン・ラバキー
【キャスト】
ゼイン・アル=ラフィーア
ラヒル・シファラ:ヨルダノス・シフェラウ
ヨナス:ボルワティフ・トレジャー・バンコレ
カウサル・アル=ハッダード
セリーム:ファーディー・カーメル・ユーセフ
サハル:シドラ・イザーム
アスプロ:アラーア・シュシュニーヤ
ナディーン:ナディーン・ラバキー
第71回カンヌ国際映画祭 エキュメニカル審査員賞 コンペティション部門 審査員賞
[PG-12] / 上映時間:125分 / 製作:2018年(レバノン=仏) /
配給:キノフィルムズ=木下グループ テアトルプロモーション
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