彼女はアイスランドから世界を救う―。
とぼけたユーモアと人生の苦味、音楽と自然に彩られた、強さと優しさの物語
処女長編作『馬々と人間たち』で鮮烈なデビューを飾り、世界中で20以上もの映画賞を獲得。アキ・カウリスマキやロイ・アンダーソンの後に続く、北欧の才能と目されるベネディクト・エルリングソン監督の最新作『たちあがる女』はコーラス講師と環境活動家、二つの顔を持つ女性ハットラが、新しい家族を迎え入れ、母親になる決意をしたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描くヒューマンドラマだ。
雄大なアイスランドの自然と叙情的な音楽に彩られた現代のおとぎ話ともいえる物語は、とぼけた味わいとコミカルな笑いを醸しながらも、いまの人間社会において見逃してはいけない問題を皮肉たっぷりに浮かび上がらせていく。
【スタッフ】
監督:ベネディクト・エルリングソン
【キャスト】
ハルドラ・ゲルハルスドティル
ヨハン・シグルズアルソン
ヨルンドゥル・ラグナルソン
マルガリータ・ヒルスカ
上映時間:101分 / 製作:2018年(アイスランド=仏=ウクライナ) /
配給:トランスフォーマー
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